
当社が運営・開発する生成AIロープレシステム「カルティ ロープレ」は、三井化学株式会社のグループ会社であるクルツァージャパン株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:三沢 聡)における社員研修に採用されました。
導入の背景と目的
クルツァーは三井化学グループの一員であり、ドイツを拠点に世界各国で歯科医療分野の技術を通じて人々の健康維持に90年以上貢献してきた企業です。様々なバックグラウンドをもつ社員同士が、より円滑で建設的なコミュニケーションと問題解決を実現していくために、互いの価値観や立場、役割の違いを認め合うことがまず大切であると考えています。
今回の「カルティ ロープレ」導入は、座学で学んだ「アサーティブ・コミュニケーション」等に関する知識を実務に定着させるとともに、社員間での実践度のばらつきを解消し、組織全体で共通の対話スタイルを育むことを狙いとしています。AIアバターとの反復練習を通じて、研修で得た知識を業務に活かし、建設的な議論が自然に行われる職場環境づくりを後押しします。
導入概要と今後の展望
今回の導入では、社員が日常業務で直面しやすいシーンを想定したロープレを行います。
例えば、部下との面談では相手の意見を否定せずに受け止めつつ、自分の考えも率直に伝える対話、また部署間の調整では、意見が対立していても双方のメリットを整理し、建設的な合意形成につなげるコミュニケーションなどを想定しています。
今後は、まず社員間のコミュニケーションスキルの構築を土台としたうえで、営業現場での顧客対応ロープレへの展開についても検討を進める予定です。Sapeetとしても、本取り組みを通じてクルツァージャパンにおける社内コミュニケーションの質向上を支援するとともに、AIを活用した人材育成の新しい形を共に探求してまいります。
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