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「カルティ ロープレ」、データで"見える"人材育成を実現するダッシュボード機能を正式リリース
「カルティ ロープレ」、データで”見える”人材育成を実現するダッシュボード機能を正式リリース

自社開発プロダクト「カルティ ロープレ」において、ロープレの実施状況や成果を可視化するダッシュボード機能を新たにリリースしました。

ダッシュボード機能の特徴

1. ロープレ実施状況の可視化と活用傾向の把握

ロープレ実施状況の可視化と活用傾向の把握
ロープレ実施状況の可視化と活用傾向の把握

部門・チーム・個人といった単位でロープレの実施状況を確認できます。月ごとの実施回数や利用時間、全体の活用度の推移を可視化することで、育成の進捗を把握しやすくなります。従来は見えづらかった「どのシーンのロープレがどれだけ取り組まれているか」が明確になり、教育リソースの配分や改善の検討に役立ちます。

2. スコアと成長傾向の可視化

スコアと成長傾向の可視化
スコアと成長傾向の可視化

各シーンのスコアや変化量を視覚的に把握できるため、メンバーごとの習熟度や成長傾向が明確になります。その情報をもとに、伸び率の高いメンバーやハイパフォーマーの兆しを早期に見つけやすくなり、成果を出している人の対応パターンを共有することで、育成の再現性も高まります。また、苦手な場面や対応力のばらつきも見えるため、一人ひとりに合わせた育成方針を立てやすくなります。

3. ロープレ記録・AIによるフィードバックの確認

ダッシュボードから気になるロープレの文字起こしや動画、AIによるフィードバックを確認できるので、改善された箇所や苦手分野が明確になり、限られた時間でも効果的な育成が可能になります。

4. 実施状況の変化の検知

実施頻度やスコアの増減など、行動変化の兆しを定点的に確認できます。継続的な取り組み状況やその変化傾向を継続的に観察できるため、行動パターンの変化を捉える材料として活用できます。

5. シナリオ別傾向とスキル項目の整理

よく使用されているシナリオやスコアが高い・低い場面を可視化することで、現場で重点的に使われている対応パターンやトレーニング内容が整理されます。こうしたデータは、研修内容の見直しや、顧客満足・売上向上との関連性を捉える際にも活用でき、人材育成が経営にどう貢献しているかを具体的に示す材料となります。

今後の展望

今回のダッシュボード機能は、ロープレの実施状況を数字で振り返ることを可能にする仕組みですが、単なる分析ツールにとどまるものではありません。組織全体で育成の成果を見つめ直し、それぞれの強みや課題に向き合うための「共通言語」として活用されることを意図しています。

Sapeetでは、「カルティ ロープレ」を単なるロープレ代替ツールではなく、育成現場の可能性を広げる基盤と捉えています。AIが一定の品質で基本的な教育タスクを担うことで、育成担当者が創造的・戦略的な業務に集中できる環境を整え、現場のスピードや柔軟性を支えます。また、成長の兆しや苦手な傾向が数値やログとして現れることで、より的確なフォローのきっかけも生まれやすくなっています。

今後は、予測分析や業界別の分析モデルの開発を進め、各業界の特性に即した育成支援の実現を目指します。加えて、表情や感情といった非言語情報にも注目し、言葉では捉えきれない現場での反応を明らかにすることで、深い育成支援の実現を目指します。多言語対応も視野に入れながら、さまざまな現場や国・地域で活用されるプロダクトとして、今後も進化を続けてまいります。

 

詳しくはプレスリリースをご覧ください。

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