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全26店舗導入で、社内ルールの整備に活用。データに基づいた独自の治療法で他院との差別化に!

シセイカルテ導入の背景やシセイカルテを使用した感想について、全国で鍼灸整骨院を運営されている株式会社ゆうしん様にお話をお伺いしました。

今回、取材にご協力してくださったのは専務取締役を務める坂口様です。

株式会社ゆうしん様では、シセイカルテを活用したオリジナルの治療方法である「BMF治療」を行っています。「患者さんを動ける身体にする」という目的のもと施術をしている株式会社ゆうしん様ですが、一体どのような活用がなされているのでしょうか。

導入の背景から、導入後の効果について詳しく取材させていただきました。ぜひ最後まで、ご覧ください。

治療の理由と意味がしっかり分かる治療のためにシセイカルテを導入

― 株式会社ゆうしん様の事業概要や特徴について教えてください。

坂口様:株式会社ゆうしんは、鍼灸整骨院・美容・トレーナー活動を軸に運営をしている会社です。整骨院の特徴としては、患者様のなりたい!を実現する為の独自の治療カリキュラムを実施していることです。また、整骨院というよりは病院に近い感覚で通ってくれるような場所を目指した運用もしています。

「何となく来る場所」ではなく、しっかりとした体の治療を受けられる場所として地域貢献するのも一つのコンセプトです。

― シセイカルテ導入に至った経緯やこれまでの課題について教えてください。

坂口様:弊社の社員が「しっかりとしたデータに基づいた治療をしたい」という考えのもと、色々な器具を調べていたところシセイカルテさんに辿り着きました。

さらに、元々弊社の代表が「エビデンスがある治療をしたい!」と望んでいたのも理由の一つです。今までは、身体が治ったらハイ終わり!という状態だったんです。しかし、それだと「何となく治った」という感じがしてモヤモヤするじゃないですか?他院と差別化を図るという意味でも、「治療の理由と意味がしっかり分かる治療がしたい」と思っていました。そこで、身体全体のデータを分析できるシセイカルテを導入しようと決めたんです。

また現在、弊社では「BMF治療」という新しい治療法を確立させています。これは「BASE治療(土台を作る治療)・MAKE治療(動ける身体作り)・Future治療(なりたいの実現))」の頭文字から名付けました。

BMF治療の目的は「動ける身体を作ること」です。例えば、ぎっくり腰になると身体が動かなくなりますよね。すると多くの人が「腰が痛いから動けない」と思うはずです。しかし逆に考えると「動ける身体作り」をすれば、怪我をしない健康体を保てるとも言えます。この考えに基づいた治療が、弊社オリジナルのBMF治療なんです。動ける身体には、身体の軸や重心を調べなくてはいけません。

しかし、そこまで詳しく身体のデータを分析できる機器って少ないんですよ。その点、シセイカルテを導入してからは細かいデータもたくさん取れるので、とても役立っています。

全店(26店舗)導入に至った背景

― シセイカルテを全店導入していただき、嬉しい限りです。このタイミングで全店導入に至った背景を教えてください。

坂口様:シセイカルテに限らずですが、新しいものを導入するのは簡単じゃありません。せっかく導入したシステムも結局使われないということだって多々あります。

よって企業全体で新しいことにチャレンジする際は「ストーリーの構築」が必要不可欠です。新しいものを導入する理由がしっかりしていないと説得力が生まれず、現場に浸透してくれません

正直今までは、一部分の最適化ばかりに目を向けていました。つまり、企業全体でのストーリー構築が出来ていなかったということです。ですが、シセイカルテに関しては「導入した場合のストーリー」が自然と作れました。一例を挙げると、シセイカルテを軸に検査をする事で根拠がある治療内容の説明がしやすくなります。このように、企業としてシセイカルテを使う理由が明確になったので、全店導入を決意しました。

― 全店舗(26店舗)にシセイカルテを導入するための対策などは行っていましたか?

坂口様:やはり現場からの反論や疑問は出てきます。新しいものを導入すれば、これまでのやり方も変わりますし、一部から不満が出るのは仕方がないことです。その不満を減らすために、導入から運用までは慎重に行いました。

一気に全店舗導入するのではなく、まずは6院のみに導入しました。そして、その院で得られた「シセイカルテの成功体験」や「使い方の課題点」を洗いだしました。そのフィードバックを「シセイカルテを使うのが不安」と感じている先生方のために、会社全体で共有しました。すると、最初はシセイカルテ導入に疑問を持っていた先生も良さを分かってくれたり、理解してくれるようになったんです。

このように、現場からの疑問や反発がなくなっていくような対策はしていましたね。

― 先行的に導入する店舗様はどのように決めましたか?

坂口様:先行導入店舗は、次期エリアマネージャー候補の院長方を対象にして決めました。いきなり店舗に置くのではなく、事前に「シセイカルテも含めた治療方針合宿」もしたうえで導入したんです。まさに一大プロジェクトと言える規模でした。

― 現場の声・反応はいかがでしたか?

坂口様:もちろん最初は「慣れない」という声もありました。しかし、シセイカルテは視覚的にも分かりやすいシステムなので、皆すぐ慣れていたようです。院長が集まるLINEでも、日々シセイカルテに関する情報交換がされています。そのおかげもあって、批判的な意見は全然見ないですね。

現場でも「優れたシステムである」というのは共通認識として持っているはずです。

身体の問題点を把握し、スタッフも患者さんも納得した治療を

― 実際にシセイカルテを導入してみて、どのような効果がありましたか?

坂口様:やはり「分かりやすさ」が大きいですね。シセイカルテはiPadを使うので、視覚的にも伝えやすいです。そのおかげで患者さんも身体の問題点が把握しやすいですし、施術ミスやコミュニケーションエラーが減りました。患者さんも我々も納得した治療ができるというのは大きな効果です。

― シセイカルテを入れたことで良かった点を教えてください。

坂口様:検査・見立て・施術・ゴール設定の軸が決まった事で明確な商品を作る事ができましたので、スタッフも自信と根拠を持って患者様に貢献できるようになりました。今までモヤモヤしていた部分が晴れてくれたのは嬉しいポイントですね。

― 先行で使っていただいた店舗様でつまづきポイントなどはありましたか?

坂口様:患者さんに、”分析結果として出たもの”と”現在の症状”を結び付けて説明することが難しいですね。

もちろん、こちらの努力次第で改善できるポイントではありますが、まだ会社全体として「シセイカルテを最大限活用できるレベル」には至ってないのかなと思っています。もっと知識を付けて、シセイカルテを100%活かす体制にしたいです。

― 先行で使っていただいた店舗様でポジティブな意見はございましたか?

坂口様:シセイカルテのおかげで社内ルールが整備されたと言ってくれる社員が多いです。

いくら良いものを導入しても、忙しいと「使う時間がない」「やっぱ要らない」となりがちです。しかし、シセイカルテは社内全体で「良いもの」と認識しているので、患者さんに対して真摯に向き合う時間が増えました。それに伴って、院内のルールや時間の使い方も変化していったという感じですね。

紙媒体の電子化のサポートも期待

― 今後シセイカルテに期待することを教えてください。

坂口様:シセイカルテを活用していけば、現場での使い方や治療の幅も変わってくると思います。
その変化に乗じたアップデートをしてくれると嬉しいです。
AI分析と銘打っているので、より細かく分析・比較できるようなシステムになってほしいです。現場目線でいうと、コミュニケーションツールとしても、まだ活躍の余地はあると感じています。

スタッフによっては、患者さんとのコミュケーションが苦手な人もいます。そんなスタッフでも、「分かりやすい説明」が出来るように進化してくれると嬉しいです。今でも使いやすさ、分かりやすさは高レベルですが、現場の声を聞いてさらに変化していってほしいなと思いますね。

現在、当院は紙媒体が多く使われています。ゆくゆくは全て電子データへと移行する予定なのですが、やっぱり手間がかかるものです。この手間をシセイカルテさんが助けてくれたら嬉しいなと思います。

おわりに

株式会社ゆうしんの坂口様、今回は取材にご協力いただきありがとうございました。株式会社ゆうしんは「患者さんに最高の技術を提供したい」という思いを掲げ、日々施術を行っている鍼灸整骨院です。お身体にお悩みをお抱えの方は、ぜひお近くの店舗を訪問してみてください。
下記にアクセスやホームページ情報を記載しております。興味のある方は、ホームページをチェックしお問い合わせください。

<株式会社ゆうしん様 HP>
https://recruit.yushin-seikotsuin.net/

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お話を伺った方

株式会社ゆうしん 取締役事業本部長 坂口 和輝 氏


株式会社ゆうしん 取締役事業本部長。柔道整復師の資格を持つ。 創業19年、東京都西東京市を中心に店舗展開し鍼灸整骨院・美容・トレーナー活動を軸に運営。 現在までに全店舗合計延べ650万人の方が来院。「痛みや不調を取り除くだけでなく、患者様自身のなりたいを実現させる」をゆうしんのミッションとして教育に

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