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姿勢の可視化によって「ここで続けたい」気持ちを後押し

JR東日本スポーツ株式会社が運営する「ジェクサー」は、首都圏を中心にJR主要駅の駅ナカ・駅チカで展開するフィットネスクラブです。
見学や体験を通じて「ここで続けたい」と感じていただける時間の提供を大切にしており、その満足度向上の一環として、「シセイカルテ」を導入いただきました。

数あるツールの中からシセイカルテを導入いただいた背景や、実際に活用してみたご感想などを、ジェクサー事業推進部 グループリーダーの清田 哲也 様にお伺いしました。

“ここで続けたい”体験づくりへの取り組み

― 見学・体験を通じたお客様のご満足度を高め、その結果として入会につながることを目指されていると伺いました。具体的に、どのような工夫や取り組みに力を入れていきたいとお考えですか?

私たちは単に入会率を上げることを目的にしているわけではなく、見学や体験を通じて「ここで続けたい」と感じていただけるような時間を提供することを大切にしています。体験の中でお客様に安心感や楽しさを実感いただき、その満足度が結果として入会につながる、そんな流れをつくっていきたいです。

そのために、体験プログラムの質を高めたり、スタッフの接客やフォローを工夫したりと、さまざまな取り組みを強化していこうとしています。

そうした積み重ねの結果として、まずは1年で5%程度の改善が見られることを期待しています。

― 体験・見学時に活用できるツールとして、シセイカルテのどの点に魅力を感じましたか?

当施設へ見学・体験にきていただいた方が自分の姿勢を可視化できる点が非常によいと感じています。姿勢にずれや歪みがあると「改善するためにはどうしたらいいですか?」といったご質問を受けることがあります。その際、ご入会後にきちんと指導・サポートする流れをご案内できており、ご入会に向けた前向きな後押しにつなげられています。

シセイカルテ以外にも比較対象となった他社ツールはいくつかありました。それでもシセイカルテを選んだ決め手は、なんといってもシンプルで分かりやすい点です。店舗スタッフは複雑な操作がいらずに直感的に扱うことができ、お客様はご自身の姿勢分析結果を一目で理解できるという、双方にとって利点のあるUIが魅力的だと感じています。

― どのようなタイミング・流れでご活用いただいていますか?

基本的には、見学・体験に来ていただいたお客様にその目的をお伺いしながら、クイック姿勢分析(正面・側面の2枚の姿勢写真撮影による分析)を実施しています。現在は都内6店舗(亀戸、新小岩、大塚、池袋、東小金井、国分寺)にて活用中です。各店舗に推進役を設け、活用場面の詳細を決めてもらっています。

― 導入初期にスタッフから上がった不安や課題はありましたか?

お客様やスタッフに十分な時間の余裕がない時の対応を心配していました。そのため最も短い時間で完了する「クイック姿勢分析」(正面・側面の2枚の姿勢写真撮影による分析)を活用しています。

また、該当店舗スタッフ向けの合同研修を実施し、インストラクターを務めるスタッフが不在の場合はフロントスタッフが対応できるように体制を整えました。

スタッフの感覚が“根拠ある提案”に変わった

― シセイカルテの導入によって、見学や体験の場でどのような新しい価値や変化がありますか?

多くのフィットネスクラブでは体組成計が導入されていますが、姿勢の歪みを可視化する体験の提供はまだ一般的ではありません。お客様の中には初めての体験にドキドキしながらも興味を持ってくださる方が多い印象です。シセイカルテによって自分の姿勢に関する新たな発見を提供できていると感じます。

またスタッフからは、お客様の姿勢を見たときに長年の経験と勘によって感じていたことが、姿勢分析による根拠あるデータに基づいて、迷いなくアドバイスできるようになったという嬉しい声が上がっています。

シセイカルテは、最少2枚の写真を撮影するだけで、姿勢スコア・同世代ランク・姿勢のずれ度合いなどが分かりやすく表示される

初導入でも安心できたサポート体制

― 営業担当からのサポート体制で、助かったことや今後期待することはありますか?

シセイカルテのようなツールを導入するのは初めてでしたが、丁寧にサポートしていただき心強かったです。例えば、他社の導入時に引っかかったポイントとその解決策などを事前に共有いただいたことで、そのポイントを押さえながら安心して進めることができました。

初期のお打ち合わせは、1カ月に1~2回程度、そのうち1.5カ月に1回程度など、当社にとって適切な頻度とタイミングで実施いただきました。打ち合わせ時以外の問い合わせにも、タイムリーに対応いただいておりありがたいです。

― 今後の活用計画や、理想の活用イメージを教えてください

シセイカルテでできるすべての機能を使いこなすというよりは、必要最低限の機能に絞って活用しています。今後は現在活用中の機能による分析結果の理解をさらに深め、お客様によりよいアドバイスを提供してまいります。

導入から6カ月を一つの区切りとして、数値を振り返る予定です。シセイカルテが、見学・体験者数の増加率、入会率などの定量面でも良い影響をもたらしてくれることを期待しています。

― これから導入を検討している会社が、導入前に知っておいた方が良いことはありますか?

大掛かりなトライアルを実施せずに導入を決定することも可能ですが、現場スタッフへの研修や具体的なフロー構築の時間を見込んでおく必要があります。そしてなにより、本社と店舗が同じ方向を向いて進めることが、よりスムーズな導入につながると思います。

左:ジェクサー事業推進部 グループリーダー 清田 哲也 様  右:シセイカルテ 営業担当 林 正憲

おわりに

清田様、貴重なお話をありがとうございました。

ジェクサー様が大切にされているのは、単に入会率を高めることではなく、見学・体験の中で「ここで続けたい」と感じていただける時間をつくることです。そのために、姿勢を可視化し、納得感のある体験を提供できるシセイカルテをご活用いただいていることを嬉しく思います。

シセイカルテは、姿勢分析という新たな気づきを通じて、お客様の理解や期待を高めるだけでなく、スタッフの皆様が根拠と自信を持って提案できる環境づくりにも寄与します。

今後もシセイカルテは、ジェクサー様の「続けたい」体験づくりを支えるパートナーとして、現場に寄り添ったサポートを提供してまいります。

 

下記にホームページ情報を記載しております。興味のある方は、ホームページをご覧いただきお問い合わせください。

https://www.jresports.co.jp/

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お話を伺った方

JR東日本スポーツ株式会社
ジェクサー事業推進部 グループリーダー
清田 哲也 様


首都圏を中心にJR主要駅の駅ナカ・駅チカでフィットネスクラブ「ジェクサー」やリラクゼーションスポット「リラクゼ」等の施設を多数展開。『スポーツを通じて、人々の心と身体の健康を支える』をポリシーに、駅を利用するすべての方が気軽に健康づくりに取り組める環境を提供しております。