2022-09-27
フィットネス・スポーツジム向けの看板とは?種別ごとのメリットやデザインのコツをご紹介
お店のイメージを伝える看板はお店の顔ともいえ、とても重要です。看板のデザインによって、高級感がある、可愛い系、お洒落などお店に対するイメージも大きく変わります。
そこで、この記事ではそもそも看板にはどのような種類や効果があるのか、フィットネス・スポーツジムではデザインのどのような点に気を付けた方が良いのかを解説していきます。
また、パンフレットについてはこちらの記事、チラシについてはこちらの記事も参考にしてください。
1. ジムにおすすめの看板種別
フィットネス・スポーツジムに適している看板には、ウィンドウサイン、タワーサイン看板、スタンド看板、手書き看板が一般的で、他には電飾看板やパネルスタンド看板、バナースタンド、ポールスタンド看板などがあります。
ウィンドウサイン
窓にシートを貼って、看板として活用することをウィンドウサインと言います。フィットネス・スポーツジムに多い、大きなガラスウィンドウがある施設にオススメの看板です。
店舗の窓ガラスを有効活用でき、ジムの情報を掲示したり、デザイン性の高い装飾をしたりすることが可能です。文字だけではなく、ロゴや柄などを入れてカラフルに自由にデザインして視覚的にアピールすることができます。
フルカラー印刷が可能で、写真も取り入れることができます。実際にトレーニングや泳いでいる写真をウィンドウサインで表現すれば、パッと見て特徴が伝わりやすいです。
ウィンドウサインは希望の大きさや形状で表現できるので、「窓一面を大きな看板にしたい!」「窓の形に合わせて形を変えたい!」というリクエストも叶えられます。
窓の近くにランニングマシンなどが置かれている場合、マシン利用者の目線辺りにウィンドウサインをいれれば、内側からの解放感を保ちながら、外の通行人からの視線の目隠しをすることもできます。
大型看板を設置するよりローコストな上にコスパのいい広告効果が期待できますので、気軽に取り入れやすい看板と言えます。
タワーサイン看板
タワーサイン・T型看板とは、看板本体を側面から見た時に逆T字になっている看板で、面板貼付けタイプと面板入れ替えタイプの二種類があります。
スッキリとした見た目で、スタイリッシュさや高級感を演出できる、スタンドタイプの看板です。
面板貼付けタイプのタワーサイン・T型看板は、本体にデザインを貼り付けて製作するため、店名の看板や案内表示など、内容を変更する頻度が少ない看板の作成に向いています。
後から貼り付けてあるものを剥がして新しいデザインを貼ることもできますが、跡が残ってしまったり破損してしまったりする場合があるので、注意が必要です。
面板入れ替えタイプのタワーサイン・T型看板は、その名の通り、面板を入れ替える事ができる看板です。季節や月ごとに表示する内容が変わる場合に向いています。
タワーサイン・T型看板は、場所や環境にもよりますが、お店の名前や施設名、インフォメーションのみなどの、シンプルなデザインが向いていると言える看板です。
スタンド看板
スタンド看板とはその名の通り、自立して立っている看板のことです。お店の装飾として設置したり、セールの情報や商品を宣伝したり、様々な用途に使えます。スタンド看板にも種類があり、A型看板、屋外看板が一般的です。
A型看板は据え置きタイプで、道行く人の目に留まりやすい看板です。印刷したものを表面に張り付けたり、ポスターを貼ったりして使うこともできます。耐水性は弱いため、屋外で使用する際はラミネート加工が必要です。飲食店を中心に、店舗の入り口に設置される定番のスタンド看板です。
屋外看板はキャスター付きのものが多く、カーブ付き看板など、他の看板に比べて目立つ形状のものが多いです。屋外に設置しやすいのですが、転倒防止のために重石を置く必要があります。
また、完全防水ではないため、A型看板と同様にラミネート加工をするか、看板専用シートにデザインを出力して使用する必要があります。
手書き看板
手書き看板や木製看板は、美容室・美容院やネイルサロン、花屋などのお店でよく見かける、固定据え置きタイプの看板です。黒板にチョークで書くものや、白黒やカラフルな色のマーカーボードなど、種類は様々。
自分の手で自由にデザインできるため、お店に合った看板を作ることができます。また、ポスターを作る手間やデザインを張り付ける手間や費用も必要ないため、他のスタンド看板に比べて安いのも特徴です。
手軽にデザインや文字の変更ができるため、期間限定サービスのお知らせや季節に合わせたおすすめトレーニングメニューの掲載などに利用しやすいです。
その他
ジムで使用しやすい看板としては、上記の種別が代表的ですが、この他にも、様々な種類の看板があります。
電飾看板はキャスター付きの看板が多く、看板内部に蛍光灯やLEDが入っています。夜でも目立つため、仕事帰りの会社員の方など夜に利用する可能性の高い方をターゲットとしている場合に便利です。
ポスターを枠にはめ込んで使用するパネルスタンド看板は、キャスター付きの自立看板が多いです。自分でポスターの差し替えができるため、広告内容の変更が多い場合に使いやすいです。
自立型の看板で、表示面を大きくとりたい場合には、タペストリーを立てられるバナースタンドがおすすめです。足がほとんど見えない形状のため表示面を大きくとることができ、絵や写真などが遠くからでもよく見える看板です。
このように、種類により期待できる効果が異なってくるため、看板選びの際は目的にあった種類のものを選ぶようにしましょう。
2.ジム看板デザインのポイント
看板のデザインは集客にとって大事な部分。看板は認知力を高め、来てほしいお客様に向けて「私のお店はここですよ」とアピールするものです。
折角アピールポイントやおすすめの情報を載せていても、内容が伝わらなければ意味がありません。
そこで、ここからはお客様にお店の情報を理解してもらうために大切なデザインのポイントをご紹介します。
シンプルに伝える
看板を作るからには、内容をきちんと伝えることができるデザインにしたいものです。
では、見ただけで内容を伝えるためにはどんなデザインにすればいいのでしょうか?その答えは、伝えたい内容をシンプルに書くことです。
看板は、通りがかりにパッと見ることがほとんど。そのため、一瞬目にしただけですぐ内容が伝わるということがポイントなのです。
伝えたいことをしっかり決めて、掲載内容を絞りシンプルなデザインにすることで、お客様にメッセージを伝えやすくなります。
イメージに合った色にする
看板の色は、お店のイメージを伝えるために重要です。
人は外見で判断します。美味しそうなイメージ、信用のあるイメージ、親近感のあるイメージなど、お客様に来店してもらうために、イメージは非常に大切です。
お店に対して抱く印象だけでなく、気づきやすさ、読みやすさなどは色が大きく関係してきます。
イメージに合う色調に合わせつつ、離れていても見やすいはっきりとした色を使用してより多くのお客さんにお店のイメージを伝えられるようにしましょう。
書体・文字サイズも大事
ぱっと見て内容を理解してもらうには、看板の文字のサイズやフォントも重要な要素です。
たとえば、店名や業種業態、キャッチコピーなどは、遠くにいる方にもアピールできるよう、ある程度大きいサイズにするといいですし、メニューやキャンペーン、注意事項などはお店の前で立ち止まってじっくりと見てもらうことが多いため、必要以上に大きくしない方がいいです。
フォントにはたくさんの種類がありますが、一般的に看板によく使われるのはゴシック体です。横線と縦線の太さがほぼ同じで、遠くから見る際や色落ちしてしまった場合でも、認識がしやすいためです。
どこにいる人に、どれくらいの時間をかけて読んでもらう内容なのかに合わせて、サイズやフォントを考えるようにしましょう。
3.まとめ
以上、看板の種類とデザインの際に気を付けたいポイントをご紹介しました。
基本的に看板は、ほんの一瞬しか見てもらえないもの。一瞬でどんなお店なのかが伝わるように工夫したいものです。
デザインはかっこよさを重視して英文にしたり、専門的で難しい漢字などを入れてしまいがちですが、こうした文字だけが使われたりしていると、単純に読めなくてスルーされてしまい、仮に読めるものであっても理解するまで時間がかかる傾向にあります。
短い時間でスムーズに理解してもらえるようなデザインにすることで、看板を使って効果的に集客できるようにしていきましょう。
不実証広告規制って?ジム広告で注意すべき文言について解説します
【おすすめの記事はこちら】