fbpx

治療院経営の現状とは?経営コンサルティングを依頼するメリット・デメリットもご紹介

thumbnail

「治療院経営の現状を知りたい」「治療院経営は今厳しいと聞くけど、なぜ厳しいんだろう?」そんな悩みや疑問をお持ちですか?

本記事では、治療院経営の現状や経営で失敗しないためのノウハウを紹介します。治療院経営者を目指している方、治療院経営をしているが上手くいっていない方は参考にしてみてください。

また、治療院経営についてコンサルティングを依頼するメリット・デメリットも紹介していますので、検討中の方は参考にしてみてください。

 

1.治療院業界の現状

はじめに、治療院業界の現状について紹介していきます。

結論からいうと、整骨院や接骨院をはじめとした治療院業界は、現状供給過多の状態で、経営が厳しくなってきている治療院も多いです。厚生労働省による調査の結果を見てみると、平成20年時点では、34,389箇所だった治療院の数は平成30年には、59,077箇所まで増加しています。

10年間で1.5倍もの数になっており、治療院同士の競争が激化しています。また、エステ店やカイロプラクティックなど整骨院や接骨院に近しいサービスを行う施設も増加しており、これもまた競争が激化している要因の1つです。

そんな中で、治療院経営で生き残るには、施術スキルはもちろんのことビジネス的視点からの経営スキルも必要になってきます。

2.治療院経営者の年収

では、そんな治療院経営者の年収はいくらくらいなのでしょうか?
ここからは、治療院経営者の年収について見ていきましょう。

治療院経営者の年収は、300~1,000万円程度と状況によって大きく変わってくるのが実情です。前述した通り、経営のスキルが一切なく施術の腕だけで開業してしまうと、厳しい経営を強いられることが多く、年収は300万円ほどと、雇われている時よりも低くなってしまうこともあります。

反対に、経営のスキルも持ち合わせており、利益などをしっかりと計算した上で経営を行うことができると、年収1,000万円到達も可能です。

整骨院経営で高年収を達成するのは厳しい?売上げアップのために気をつけること

3.治療院経営で失敗しないためのポイント

では、治療院経営で失敗しないためには、どうすればよいのでしょうか?
ここからは、治療院経営で失敗しないポイントを紹介していきます。

治療院経営で失敗しないためにまず大切なのが、定期的な経営状況の確認です。定期的に経営状況を確認することで、現状把握と現在の問題点を洗い出すことができます。その都度、施策の見直しを行うことで経営状況の改善が可能です。

また、競争が激化している中では、他院との差別化が大事になってきます。差別化を行うために自分の治療院ならではの、特色などを出していきましょう。
差別化するための具体的な方法や経営を成功させるための具体的な施策についてはこちらの記事をご参考にしてみてください。

整骨院業界の現状とは?廃業の原因や経営を成功させるための方法をご紹介

4.経営コンサルティングをお願いするメリット・デメリット

ここまで、治療院経営を成功させるのは、経営スキルが必要だと述べてきました。

しかし、経営スキルと言われても何を勉強すれば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。

現在では治療院の経営をサポートしてくれるコンサルティング会社もあるため、経営の依頼をしてみようか迷っている方もいるかと思います。そこで、ここからは、経営コンサルティングのメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット

最初に、経営コンサルティングをお願いするメリットについて紹介していきます。経営コンサルティングをお願いする主なメリットは、専門の知識をもつコンサルタントに指導してもらえる、施術スキルの向上や接客に専念できる、他院の事例を知ることができるの3つです。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

・専門の知識をもつコンサルタントに指導してもらえる

経営コンサルティングをお願いする一番のメリットは、やはり専門の知識を持っているコンサルタントに指導をしてもらえることです。

集客や社員教育、数値管理や財務管理・様々な情報分析技術などの専門スキルを持ったコンサルタントが自院の経営をサポートしてくれます。初心者が1から勉強したら何年もかかるるような内容も多いため、こうした知識をすぐに活用できるのは大きなメリットになります。

経営戦略でも、素人では考えつかないようなアドバイスをもらえることがあるので、、治療院経営成功にも繋がるでしょう。

独学で勉強すると時間のかかる経営スキルを専門家からアドバイスを受けて身に着けられるのは大きなメリットです。

・施術スキルの向上や接客に専念できる

2つ目のメリットは、施術スキルの向上や接客に専念できることです。独学で経営スキルを学ぶとなると、多くの時間が勉強に取られてしまいます。そうなると、施術スキルを学ぶ時間が十分に取れない可能性も大いに考えられます。

経営スキルももちろんも大事ですが、治療院経営者として一番大事になってくるのは施術のスキルです。また、経営の方に力を入れすぎて、十分な接客を行えなくなってしまう危険性もあります。

しかし、経営コンサルタントにお願いすることで経営に関することを一任できるので、施術のスキルの向上や接客に専念することが可能です。

・他院の事例を知ることができる

最後に紹介するメリットは、成功している他院の事例を知ることができることです。経営コンサルティング企業は、過去にいくつもの治療院経営をコンサルティングした経験を持っています。

競争が激化している中で、治療院経営に成功している他院の事例はとても参考になり、自院にも取り入れられることが見つかるかもしれません。

ただし、成功事例をそのまま鵜吞みにするのはやめましょう。成功事例を聞いた上で、自院ではどのように取り入れれば成功できるかを考え、コンサルタントのアドバイスを受けながら、必要に応じてアレンジをすることが大切です。

デメリット

次に、経営コンサルティングにお願いするデメリットを3つ紹介します。
経営コンサルティングにお願いするデメリットは、コンサルティング料が発生する、自院に合った提案を受けられないことがある、経営のノウハウが残らない場合もあるの3点です。

メリットはとデメリットを見比べて、自分の治療院にはコンサルティングは必要かどうか判断して下さい。

・コンサルティング料が発生する

コンサルティングを受ける場合は、当然ながらコンサルティング料が発生します。コンサルティング料は、会社によってばらつきがあり、数万円の所もあれば数十万円かかるコンサルティング会社も存在します。

厄介なのが、高いコンサルティング料を取る会社だから信頼できる、というわけではないところです。開業間もない治療院では、数万円のコンサルティング料の出費でもなかなかの痛手になるので、コンサルティングを受ける場合は、事前にコンサルティング会社を調べた上で依頼するようにして下さい。

出費は厳しくても、将来的な利益に繋がると考えてコンサルティングを受けることも大切です。経営に悩んでいる場合は、先行投資だと思ってコンサルティングを受ける勇気も必要になります。

・自院にあった提案を受けられないことがある

2つ目のデメリットは、自院に合った提案が受けられるとは限らない点です。お願いしたコンサルタントが優秀かどうかも大事ですが、相性もとても大切になってきます。

例えば、都市部の治療院をメインにコンサルティングを行ってきたコンサルタントが、はじめて地方の小さな治療院をコンサルタントを行う場合、都市部の治療院で行ったコンサルタントのノウハウはあまり役に立たないかもしれません。

それは、客層や宣伝方法などが大きく変わってくるからです。担当のコンサルタントとミスマッチを生まないためにも、コンサルティングを受ける場合は、事前の打ち合わせやそのコンサルタントや企業が得意としている分野の調査を念入りに行ってください。

・経営のノウハウが残らない場合も

最後に紹介するデメリットが、経営のノウハウが自院に残らない可能性もあることです。これは、コンサルタント側というよりも自院側が気を付けるべきことです。

コンサルタントを信用しすぎて、経営面のことを丸投げしてしまうと経営のノウハウを学ぶ機会が得られずに、コンサルティングを受けている期間は業績がよくても、コンサルティング終了後に経営のノウハウが分からず、経営が右肩下がりになってしまう危険性があります。

そういった事態に陥らないためにも、コンサルタントから経営のノウハウを学ぶ姿勢を忘れないようにしましょう。コンサルティングの期間中に吸収できることを全て吸収して、自分でも経営を上手く行っていけるスキルを身に着けることが大切です。

5まとめ

今回は、整骨院をはじめとした治療院経営の現状について紹介してきました。

治療院は、現状供給過多の状態にあり、競争が激化しています。しかし、施術のスキルだけでなく経営のスキルもしっかりと身に着けることで供給過多の現在でも生き残っていくことは可能です。

経営スキルを学ぶ時間がない方は、経営コンサルティングをお願いすることで、専門家から経営のスキルを学びとることができます。独学で学ぶよりも大きく時間短縮ができるので、勉強する時間がないとお悩みの方は、コンサルティングを依頼することも検討してみてください。

【おすすめの記事はこちら】

sidebanner
無料トライアル
資料ダウンロード