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整骨院・接骨院でできる自費メニューとは?料金設定や展開時の注意点について解説します

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保険適用の厳格化により、整骨院・接骨院を運営するうえで「自費メニュー(保険外施術)」の導入が急務になりつつあります。

今回は整骨院・接骨院でできる自費メニューの例や、導入にあたっての注意点をご紹介します。

料金設定や患者さんへのアピール方法といった実践的な内容も交えながら、詳細を確認していきましょう。

1.保険適用が厳格化する現在、自費メニューの導入は必須

整骨院・接骨院での施術における健康保険の適用基準は、年々厳しくなる一方です。背景には施術箇所の偽装をはじめとした、不正受給の増加が挙げられます。厚生労働省が発表したデータによると、柔道整復の療養費(保険請求額)は平成22年から平成30年の間に、約20%も減少しました。

保険施術に頼って整骨院・接骨院を経営するのは、今後もさらに厳しくなっていくと考えられます。経営を続けていくためには、新たな収入の柱として自費メニューを導入する必要があるのです。

 

2.整骨院・接骨院でできる自費メニュー

保険施術の対象になるのは、主に打撲・捻挫・骨折といった外傷の施術のみです。

一方で自費メニューの場合には、マッサージや運動療法など、幅広い施術を取り扱うことができます。以下で整骨院・接骨院で導入できる、4つの自費メニューを見ていきましょう。

カイロプラティック

カイロプラティックは、手技によって背骨や骨盤の歪みを矯正する施術法です。日本では保険適用外の施術ですが、アメリカなどの国では専門職として国家資格も設けられています。

EMS(電気刺激による筋肉トレーニング)

専用の機器を使って筋肉に電気を流し、トレーニングする施術法です。低周波施術器などの家庭でも使われているものはもちろん、大型の業務用機器も存在しています。

頭蓋骨矯正

頭部をマッサージして頭蓋骨を矯正し、めまいや頭痛といった症状の緩和を狙う施術法です。「クラニオパシー」とも呼ばれ、小顔など美容効果を狙って施術する場合もあります。

テーピング

テーピングは怪我の施術や痛みの緩和を目的として、筋肉・関節をテープで固定する施術法です。その他にも怪我の予防・再発防止や、運動のパフォーマンス向上のためにも用いられます。

その他自費メニューについての実例はこちらのセミナーも参考にしてみてください。

 

3.自費メニューの料金設定方法と相場

自費メニューを導入するにあたっては、「どのようなメニューを提供するか」はもちろん、「いくらで提供するか」も大切です。機器の導入費用や施術にかかる時間をふまえたうえで、しっかりと利益があげられる料金設定を考えましょう。

その際に重要になるのが、整骨院・接骨院の立地や、ターゲットとする患者さんの属性です。具体的には、患者さんの生活レベルが比較的高いと考えられる場合には、高めの料金設定と引き換えに施術の満足度を重視するといった方針が考えられます。

また、料金設定を考えるときには、相場から大きく離れていないかどうかも意識しておく必要があります。今回の記事でご紹介している自費メニューは、おおむね以下が相場です。

  • カイロプラティック:部位ごとに2,000円~3,000円
  • EMS:3,000円前後
  • 頭蓋骨矯正:5,000円~
  • テーピング:1部位200円前後~

相場は地域によっても異なるため、競合している他院の価格設定も参考にすると良いでしょう。

 

4.自費メニューのアピール方法

自費メニューを導入したあとは、来院する患者さんにメニューを知ってもらわなければなりません。

以下では新患向けと既存患者向け、それぞれの具体的なアピール方法をいくつかご紹介します。

新患向け

新患向けに自費メニューをアピールする方法としては、チラシやホームページ、SNSを使ったプロモーションが挙げられます。交通広告や地方新聞・地域のフリーペーパーなど、エリアを絞って広告を出稿するのも選択肢のひとつです。

その際には、整骨院・接骨院の“強み※1”を打ち出すのが効果的です。肩こりや腰痛など、特定の症状を専門に取り扱っている場合がわかりやすい例でしょう。
※1 接骨院・鍼灸院等がチラシや看板等で広告できる内容は、柔道整復師法やあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律によって制限されています。ホームページは現在のところ広告規制の対象外ですが、誇大広告と思われる表現や患者さんの誤解を招く表現は避ける必要があります。(引用:全国柔整鍼灸協同組合

スポーツでの怪我を施術することが多い場合には、怪我の予防や身体能力向上を狙ったメニューをアピールする方法も考えられます。

自費メニュー自体をアピールするのはもちろん、新患の方が整骨院・接骨院を知るきっかけにできれば、さらに理想的です。

既存患者向け

既存の患者さんに向けては、口頭での説明やパンフレットを使い、自費メニューの周知を行いましょう。

具体的な症状の施術など、来院する目的がはっきりとわかっている患者さんに対して、目的に合ったメニューを直接提案するのも有効です。

その他、院内にポスター・POPを設置するのも良いでしょう。施術中や待ち時間に自然と目に入る位置に置けば、広告費をかけずに自費メニューをアピールすることができます。

重要なのは、「なぜ既存の患者さんたちは来院されているのか」を考えることです。そのうえで、自費メニューを受ければさらに満足度の高い施術を受けられるとアピールできれば、高いプロモーション効果が期待できるでしょう。

 

5.自費メニューを導入する際の注意点

ここまでご紹介してきたとおり、整骨院・接骨院の経営を続けていくうえで自費メニューの導入は必須です。

しかし、実際に自費メニューを導入するにあたって、いくつか気をつけておかなければならないポイントがあります。

代表的な3つの注意点を、以下で詳しく確認していきましょう。

スキルの習得には時間やお金がかかる

自費メニューとして新しい施術を導入する際には、そのためのスキルを習得する必要があります。習得にかかる時間やお金はスキルによって異なるため、導入を検討する段階であらかじめ確認しておきましょう。

また、鍼灸の「はり師」「きゅう師」など、施術するために国家資格が必要な場合もあります。国家資格を取得するためには、専門学校または養成施設での勉強が必要です。

自費メニューを導入する際には、導入にかかる時間・お金を回収できるかどうかを、見極めたいところです。

自費メニュー用の機器を購入するには高額な初期費用がかかる

EMSなどの業務用機器が必要な施術では、初期費用が高額になる点にも注意が必要です。機器によっては百万円以上の費用がかかるケースも考えられます。

また、どれだけ高額な機器を使って施術をしたとしても、客単価には限界があることを留意しておきましょう。初期費用が高額になる場合、回収するまでに年単位の時間がかかることも珍しくありません。

前述したスキルの習得と同様に、資金繰りを含めて、回収の見通しをしっかりと立てられるようにしましょう。

保険施術と併用する際の一律料金設定はできない

整骨院・接骨院は病院などの医療機関と違い、保険施術と自費メニューをあわせて行うことが可能です。

しかし、保険施術と自費メニューの合計金額を“一律”で設定できない点には注意しておきましょう。

一律の料金設定をしてしまうと、「料金のうち保険施術の範囲はどこまでなのか」「保険施術の料金はいくらなのか」が不明瞭になってしまいます。

そのため、実際には正しく請求が行われていたとしても、患者さんや厚生局の不信感につながる恐れがあるのです。

 

6.まとめ

整骨院・接骨院を運営していくうえで重要な、自費メニューについてご説明しました。

ぜひ今回の記事を参考に、患者さんの満足につながる自費メニューを展開してみてください。

自費メニューの導入でお悩みの際には、姿勢分析AI「シセイカルテ」がおすすめです。

自費メニューとして姿勢の分析をするだけでなく、分析結果をもとに自費メニューを紹介する手段としてもご活用いただけます。最適なメニューがレポート上に自動で表示されるため、分析から提案までの流れもスムーズです。

診断は3分で終わるうえに、必要な機器はiPadのみ。施術効果を可視化することで自費メニューのリピート率向上も期待できます。

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